どうも、こんばんは。ようようです。
今回も読書レビューをしていきたいと思います。
「伸びる会社は「これ」をやらない!」を手にしたきっかけ
仕事での話ですが、昨年からマネジメントという立場で仕事をするようになり、
マネジメントに関して悩むことが多くなりました。
今まで自分が思い描いていたマネジメント像を実際に実行することの難しさや、
チームメンバーの育成方法はどうしたらいいか、
どうしたらチームとして結果を出すことができるのか・・・
などなど、考えつつ日々奮闘しています。
もちろん会社が用意する管理職向けの職務研修などには参加し、
マネジメントについて学んではいますが、
何か他に拠り所となるものはないか?
と探していたところでこの本に行きつきました。
伸びる会社は「これ」をやらない!【電子書籍】[ 安藤 広大 ] 価格:1,650円 |
どんな本?
この本について、どのような本か端的にお話しすると、
以下の本と言えるでしょう。
組織のにおける
よい社長/よい上司とはどのようなものかを
組織コンサルの経験から得たダメな社長/上司の言葉をもとに
解説してくれる本
私自身、ベンチャー企業で働いていた際に、
組織コンサルを会社に招き
組織構造の見直しを図っていた経験もあり、
実際に社長とコンサル間でこのようなやりとりがあったことを思いだしました。
あの時は社長が話す内容・コンサルが話す内容を
なかなかに理解できずプロジェクトを進めることに必死で、
結局は社長やコンサルの良いなりに動いていたのですが、
今、この本を読んで思い返すと、
何が正しかったのだろうかと考え直してしまいます。
ちなみに、その当時の社長は、
この本でいうダメな社長の典型例でして、
会社も数年後には倒産したことは内緒です・・・
こんな風に活かしていきたい
この本の中では社長に対して、
こうあるべきが語られていますが、
社長=組織の中のマネジメントの最上位
と考えると、私のような中間管理職であっても、
そのノウハウを活かすことができるでしょう。
そして、1番活かしていきたいと思った内容次のことです。
部下と時間をかけて議論するのをやめる
書中においてはプロセス管理は時間を奪われるだけではなく、
メンバーの成長を阻むものであると断言されています。
思い返してみると、
プロセスまで細かくみていたメンバー(A君)よりも、
結果だけを求めていたメンバーでは
1年での成長が全然違うことに気付かされました。
A君の伸びが悪いのは私の教え方・伝え方が悪いのだと
思っていたのですが、、、
A君の成長を阻んでいたのが自分自身のマネジメント方法に原因とは思わず、
深く反省しています。
どんな人におすすめ?
私のようなマネジメントに携わる人や、
経営との関わりを強く持っている人は、
この本を読んでも損はないかと思います。
また、身近なところで考えると、
自分の直属の上司、さらに上の社長まで読んで貰えたら
嬉しいかと思いました。
今度さりげなく上司の机の上に本を置いておいてみましょうかね・・・
終わりに
さて今回は「伸びる会社は「これ」をやらない!」についてお話しさせていただきました。
マネジメント系のビジネス書については、
読むたびに色々な切り口から、今の仕事のやり方・考え方について
考えさせられるものがあり、面白いですね。