どうも、こんばんは。
ようようです。
MXKEYS(KX800)を購入して半年ほど経ちました。
(下記はその時の記事です。)
私は普段、在宅勤務の際にMXKEYSをWindowsの PCに接続して利用していますが
仕事以外ではMac BookやiPadへの接続が多いです。
特にiPadへの接続については、普通に利用するまでに
一癖二癖ありますので最初は苦労しました。
そこで、今回はMXKEYSをiPadで利用する際に
行うべき設定や問題点とその解決策についてお話しします。
こんな人におすすめ
この記事はこんな人におすすめの記事です。
- iPadをフル活用したい人
- MXKEYSを利用している人
- iPadをPCのように使いたい人
- MXKEYS(for Mac)ではないキーボードで地球儀キー(Fnキー)を便利に使いたい人
実際に私がiPadとMXKEYSをフル活用する上で
行っていることをベースにお話しします。
MXKEYSを iPadに接続する
接続方法
まず接続方法からです。
①MXKEYSの電源を入れる
電源はキーボードの上部にあります。
オフが「赤色」
オンが「緑色」です
しっかりと、電源が入っていること(緑色になっていること)を確認しましょう。
②ペアリングを行う
MXKEYSは3台の端末をペアリング先として設定可能です。
割り当てる切替ボタンを長押しします。
※今回は3番に割り当てます
つづいて、iPad側でのBluetooth設定を行います
設定画面より、
Bluetooth → MXKEYS
の順に選択します。
キーボードのペアリングにはコード認証が必要です。
表示されたコードを入力し、エンターを押しましょう。
ペアリングが完了すると、
自分のデバイス一覧のMXKEYSの表示が「接続済み」となります。
これでキーボードを利用することができるようになります。
フルキーボードアクセスを活用する
ここからはiPadでキーボードを利用する際に、
便利になる機能を紹介していきます。
フルキーボードアクセスを有効化する
「フルキーボードアクセス」とは、
iPadで外部キーボードで操作できる機能を増やすための設定です。
本来は、身体機能の面でタッチスクリーン操作やマウスやトラックパッド操作が
困難なユーザー向けの、アクセシビリティ機能ではありますが、
この機能を活用することでキーボードだけで操作できる内容を大幅に増やすことができます。
具体的な手順は次のとおりです。
①設定を有効化する
設定画面から、
アクセシビリティ機能→キーボード
を選択します。
続いて、「フルキーボードアクセス」を押下します。
画面が遷移し、
もう一度「フルキーボードアクセス」の選択が出てきますので、「オン」にします。
※デフォルト設定では「オフ」になっています。
フルキーボードアクセスが有効化されると、
ボタンの表示が緑色になります。
以上でフルキーボードアクセスの有効化は完了です。
②キーボードのコマンドを設定する
続いて、フルキーボードアクセスが有効化されているときに
設定すべきコマンドの設定を紹介します。
先ほどのフルキーボードアクセスの画面から、
「コマンド」を押下します。
ここでコマンドの設定を行なっていきます。
設定する内容
・「○○に移動」のコマンドを を 「→」 などから 「cmd+→」に設定する
これは、フルキーボードアクセスを有効化した際に、
キーボード操作とカーソル操作(メモ帳などの入力操作)で重複した入力がされてしまいます。
キーボード操作が優先されてしまい、メモなどが非常に使いづらくなるため、
うっかり操作してしまわないように「cmd」などと同時押しが必要な設定に変更してしまいます。
・「アクティベート」のコマンドを「スペース」から「cmd+スペース」に変更する
これも「スペース」がカーソル箇所をクリックすること(アクティベート)と同等になってしまうため、文字入力の際の「変換」に不都合が生じてしまいます。
こちらに関しても「cmd」と同時押しが必要な設定に変更してしまいましょう。
こちらが変更前のデフォルトの設定内容
こちらが変更後の状態です。
上記の設定をあらかじめ行なっておくことを推奨します。
この設定を行わないと、
カーソルや選択画面があちらこちらに行ってしまって
まともにキーボードの操作ができなくなってしまいます。
修飾キーの設定
外部キーボード(MXKEYS)でiPadを利用する際に問題になるのは、
地球儀キー(FNキー)が認識されないこと・・・
MacBookであれば、FNキーとしてしっかりと認識されるのですが、
iPadの場合はなぜか認識されません。
FNキーを押しても全く反応しない様子です。
MXKEYS for Macであれば話は変わりそうですが・・・
仕事ではWindows PCを使う必要があります。
これをなんとかする方法についてお話しします。
①修飾キーの設定方法
設定画面から
一般 → キーボード
を選択します。
続いて「ハードウェアキーボード」を選択します。
「修飾キー」を選択します。
②修飾キーの設定内容
ここから地球儀キーの割り当てを行なっていきます
MXKEYSでは上記のとおり、「地球儀キー」を認識してくれません。
そこで、他のキーを「地球儀キー」として割り振ることで利用が可能となります。
私の場合は「Caps Lock」を「地球儀キー」として割り振っています。
「Caps Lock」を選択し、実行するキーを「地球儀」に設定する。
日本語での入力を行う際に「Caps Lock」を使うことはほぼ無いため
ここに「地球儀キー」を割り当ててもほとんど問題はないかと思われます。
以上です。
これでMacのキー配列でない外部キーボード(MXKEYS)を使った場合であっても
iPadで地球儀キーのコマンドを利用することができます。
なぜ地球儀キーが必要なのか?
そもそもなぜ地球儀キーが必要なのか?という点ですが、
地球儀キーを利用するとシステム的なショートカットを複数利用することが可能です。
例えば、
「地球儀キー+H」でホーム画面に遷移
「地球儀キー+↑」でappスイッチャー
「地球儀キー+↑」でクイックメモ
などが利用可能です。
これらのショートカットも「地球儀キー」を長押しすることで
どんな操作ができるか確認できるます!
また、フルキーボードアクセスを有効にした場合に、
地球儀キーは「FNキー」として認識されるため、
自分でオリジナルなショートカットを設定することが可能です。
iPadをPCのように利用する場合には、
キーボードでいかに操作できる内容を増やすかが
作業効率に直結します。
なので、できる限り自分の使いやすい設定を行うことをおすすめします。
おわりに
今回はiPadで外部キーボード(MXKEYS)を利用する方法についてお話ししました。
私が育児の合間に更新しているこのブログは
ほぼ全ての作業をiPadで行なっています。
そこで、iPadと合わせて利用しているのが、
ロジクールのキーボード(MXKEYS)です。
これらの設定を行うまでは、キーボードの使いづらさにストレスを感じていましたので
この記事が誰かの役にたつと嬉しいです。